A. コンクリート製品製造技能実習評価試験の実施についてのご案内

1. コンクリート製品製造技能実習評価試験について

当協会は、監理団体/実習実施機関からの受検申込に従い、外国人技能実習制度の「コンクリート製品製造」職種に係る技能実習評価試験を行います。技能実習生が技能実習法に基づき実習され、2.の試験レベル一覧表の受検資格を満たしていれば、実習実施機関が当協会会員社であるなしを問わず受検できます。ただし、当協会が行う試験については、試験の性格上、日程の調整や準備が必要であり、5.の注意事項を踏まえて、十分な余裕をもって申込みください。

コンクリート製品製造職種の技能実習を行う場合は、必ず技能実習評価試験を受検しなければならず、また、速やかに上位の号の技能実習に進むためには、技能実習評価試験(実技及び学科試験)を在留期間が終了するまでに受検・合格しなければなりません。受検手続が遅れた場合は在留期間終了の直前にしか試験日が設定できず、不合格となった場合に再受検が受けられなくなったり、試験日が確保できず受検できなくなったりするおそれがありますのでご注意ください。

  • 当協会の会員は、会員専用ページも併せてご参照ください。
  • 現在、業務が集中しており、電話でのお問い合わせに対応しかねる場合も多いので、ご質問はメールにてお願いします。
    ginoujatzencon.org(※迷惑メール防止のため、@が画像です)

2.当協会が実施する試験の概要

1)試験の種類

 ① 第1号、第2号及び第3号の技能実習の各実習内容に係る評価試験(それぞれ、初級、専門級及び上級の試験という。)の以下の試験

  • 学科並びに実技試験(製作等作業試験及び判断等試験(※))

学科試験

  • 実技試験(製作等作業試験及び判断等試験(※))

注※:判断等試験は、上級だけで実施する。

試験レベル一覧はこちら(PDF)

受検料金一覧

② 試験問題の例はこちら

初級

学科試験(例、PDF)正解(PDF)

製作等作業試験(PDF)

※ 試験の条件を一部変更&図明瞭化(2022.4.8)

専門級

学科試験(例、PDF)正解(PDF)(※2022.3.23掲載)

製作等作業試験(PDF) (2022.4.8図明瞭化)

上級

学科試験(例、PDF)、正解(PDF)正解(PDF)(※2024.5.27掲載)

実技試験

製作等作業試験(概要)(PDF) (2024.5.27掲載)

判断試験の概要    (2024.5.27掲載) 

(参考)実技試験の作業の流れ(映像)はこちら

→ 初級  作業の流れ(初級)(映像)
→ 専門級 作業の流れ(専門級)(映像)

→ 上級  作業の流れ(上級)
     ※上級は角欠けの補修が追加のほか、2層鉄筋の作業になります。
     ※映像はもう少しお待ちください。 new 

※ 試験条件と異なる点などの補足説明があります。

(補足説明 → 作業の流れ(補足説明)(PDF)

(参考)試験時に説明する注意事項はこちら(PDF)

安全衛生(実習生向け教材)はこちら(PDF)(2022.1.22変更)

※ 学科試験準備に役立つ一般教材について、「B. 監理団体、技能実習実施機関の皆様へ」ページ「3. 一般教材の例」項をご参照ください。

2)試験会場

 1.集合試験は、当協会が指定するコンクリート製品製造事業所等

 2.出張試験は、実習実施者の事業所等

  ・会場の設営方法はこちら
   → 試験会場設営ガイド(PDF) (2022.4.1変更)
    (参考)会場準備の例はこちら(初級)(映像)

  ・コンクリート及び事前作成ブロックの準備の際の留意点はこちら
   → 事前作成ブロック製造マニュアル(PDF)

  ・評価試験に用いる型枠の管理規則と発送・受入チェックシートはこちら
   → 技能実習用型枠管理規則(PDF)
   → 型枠発送受入チェックシート(EXCEL)

3)試験実施日

  1. 集合試験 具体的な実施日は実施3か月前までに公表
  2. 出張試験 随時
  • 具体的な実施計画はこちら→ R6実施計画.pdf
  • 備考1 在留期間を踏まえて余裕をもってお申込みください。試験希望日の3か月前までの申込をお勧めします。
  • 備考2 当協会の都道府県の地域区分はこちら→ 地域の区分について

   ※試験の調整は、基本的に実習生の受入場所(受入機関)の地域で行うことになる点にご留意ください。

4)受検料

申請書受領後、インボイス請求書を発行しますので、お早めにお振込みください。

※ 法人正会員は負担の方法が異なりますので、ご留意ください。該当する場合の受検申込時の支払額は、よくある質問(FAQ)を参照又は該当する正会員にお問い合わせください。)
 当協会の正会員の一覧はこちら → 会員一覧のページへ

※請求書に表示の期限は、試験実施日を勘案しておりません。正式な受付となるようお早めに(遅くとも試験実施日1週間前まで)にお振込みください。

  1. 集合試験 別表をご参照ください。
    評価試験の受検料金の表はこちら(PDF)
  2. 出張試験 別表の料金に加えて、当協会の規定に基づく試験監督者等の交通費及び(実技試験を行う場合)型枠等送料を負担していただきます。
    付加額の計算等の考え方はこちら(PDF)
    ※ 出張試験時の試験監督者等の交通費の額は、実績平均を利用しています。出張旅費はこちら(PDF)(※2024.4.19)
    ※ 試験の運用上、交通費の計算上の人数と実際に担当する人数は異なる場合がありますが、追加請求・返金はしません。

5)留意事項(※2023.1.25 1.明記)

  1. 各試験の受検には、受検日までに実習における一定の実務経験期間が必要です。
    初級:6か月以上、専門級24か月以上、上級48か月以上
  2. 製作等作業試験の1会場の受検者は、通常5名程度まで/回にて 初級は4回/日まで、専門級と上級は1回/日までとなります。
  3. 実技試験を行う場合は、受検者が試験で使用する機工具(※4項参照)の用意、また、出張試験では、タイムキーパー等支援要員の提供をしていただきます。
  4. 受検料は、次に掲げる場合を除き返却しません。
    • 受検申請書が受理できないと認められた場合
    • 当協会の責めに帰すべき理由がある場合
    • 自然災害等により、試験が実施できない場合(代替の試験が実施された場合を除く)

3.お申込み手続き

  • 受験手続の流れはこちら(PDF)(※2024.11.11変更)new
    (受検のためには図中 ①機構への連絡 のほか ②当協会への申請が必要です。申請書と受検料の受領を確認して正式受付となります。
    また、再試験申し込みの場合も、同じ手続きです。)
  • よくある質問(FAQ)(PDF)(※2023.1.30変更)

1) 申請書の提出

次の様式の申請書に記入して(個人情報の取り扱い内容への同意、署名含む)、写真貼り付け、受験票用の写真、パスポート写し及び該当する調査表を添付の上、提出してください。その際、送付書類チェックリストで確認して、申請書類一式の上に添えて一緒にお送りください。

※ 申請書様式はこちら

a. 申請書様式 申請書様式(PDF)申請書様式(word)
b. 申請書類チェックリスト

チェックリスト(PDF)チェックリスト(excel)

(2023.11.1変更)

c. 調査表(機工具) 機工具調査表(PDF)機工具調査表(word)
d. 調査表(出張試験) 出張試験調査表(PDF)出張試験調査表(word)

電子申請をする場合の方法はこちら(PDF)
※実技試験に使用する機工具の一覧表は、第4項(受験者が当日用意するもの)の6備考欄にあります。new
※ 申請書送付後に、しばらく経っても受領の連絡がない場合には、確認のご連絡をください。事務局に申請書が届いていない場合があります。(特に、電子申請では、パスワードの別メール送付忘れにご注意ください)

2)申込先

全国コンクリート製品協会 事務局宛て

東京都千代田区神田須田町1-34-2  ムサシビル4階

3)申込期限

試験実施日の1か月前まで

 ※できるだけ、3か月前までに申し込みをお願いします。

4)受験料

※全国コンクリート製品協会受検料は別紙参照ください。

申請に基づき、請求書を発行します。
指定口座に申込後2か月以内(ただし、遅くとも受検日の2週間前まで)にお振込み願います。

指定口座の情報

次の3つの口座のいずれか一つに振込みをお願いします。口座名義は同じです。

《 口座名義 》 一般社団法人全国コンクリート製品協会

  • 三井住友銀行 神田駅前支店 普通 1596836
  • 郵便口座 00100 0 573429 
  • ゆうちょ銀行 〇一九店 当座 0573429

5)申込書に不備がないこと、入金確認ができて、正式に受付となります。
 (受検票発行は通常、試験の1週間前ですが、早くても正式受付後になります。)

4.受検者が当日用意(持参)するもの

  1. 受検票
  2. パスポート
  3. 在留カード
  4. 筆記具(鉛筆、消しゴム)
  5. 実技作業に適する服、靴(安全靴)、手袋、安全保護具(ヘルメット、保護メガネ)、マスク
  6. 実技試験(製作等作業試験)で受検者が試験で使用する機工具のうち協会が指定するもの(※下記参照)(試験当日までに用意していただきます。ただし、事前送付の場合は、会場責任者の了解を得て行ってください。
    受験側が準備すべき機工具はこちら(PDF)new(2024.8.19に2.5).3項から移動。内容は同じ(2022.3.23版))

5.受検申請にあたっての注意事項

受検を予定される対象者について、外国人技能実習機構(以下「機構」といいます。)の受検支援を受ける場合には、第1号技能実習が終了する6か月前まで、第2号及び第3号は技能実習が終了する12か月前までに支援の申請をすることが求められています。(詳しくは機構の「受検手続支援サイト」のページをご覧ください。)

 

当協会では、機構の受検支援サイトからの受検希望情報を基に試験機関としての準備を始めますが、正式な試験の調整ではありません。
個別の受検に関しては、正式な受付(申請書受理・入金確認)ができたものから、試験の調整を行い、また、試験実施計画で計画実施日を特定した集合試験以外は試験当協会への直接の申込みに基づいて調整することになりますので、当協会への受検申込を忘れないよう注意してください。

 

この職種は試験会場の要件が厳しく手配が非常に困難なため、多くの案件について正式受付(申込書受領及び入金確認)から1か月以上の時間を頂くことになります。1か月未満ではご希望の時期には試験が難しい状況です。
特にR6.7現在でも、非常に案件が多く、調整に時間がかかっておりますので、悪しからずご了承ください。試験会場等の確保が困難な地域では、円滑な試験日程等調整のため、前述に関わらず申請前でも機構登録情報を基に各地域の調整担当からご連絡をさせて頂く場合がありますので、よろしくお願い致します。

受験票は、試験の1週間前までを目途にお送りするようにしております。new

感染症の拡大防止について

◆受検される方へのお願い

  1. 受検者で発熱等の風邪症状など、発症が疑われる場合には、受検を自粛してください。
  2. 受検に際しては、マスクの着用、手洗い、咳エチケットをお守りください。
  3. 試験監督者等は、感染防止のためマスクを着用など、通常とは異なる態様で業務を実施しますが、悪しからずご了承ください。

※ 感染の疑いで受検できない場合、感染者が出て試験が中止となった場合などには、別の機会の受検などご相談ください。